厚労省ホテルのフロント廃止も 旅館業法改正へ
毎日新聞 2017/1/13
厚生労働省は、ホテルと旅館のフロントについて、指紋認証などの情報技術(IT)で安全確保や本人確認ができる場合は、設置しないことも認める方針を固めた。外国人観光客が増える中、フロントに立ち寄らない客室内でのチェックインなど、「おもてなしの多様化」を促す。20日召集の通常国会に旅館業法の改正案を提出する。
旅館業法は、伝染病の感染予防から始まったという経緯から、時代に合わなくなってきている面が多く指摘されています。
そのうちの一つが玄関帳場、いわゆるフロントの設置です。
空港には自動化ゲートという、手続きの自動化も進んでいますが、ホテルのフロントは自動化が法的にできないのです。
ネット予約して、自動チェックインというのができません。時代遅れの要請を受けた法改正ですので、期待されています。