通訳案内士法及び旅行業法の一部を改正する法律案 閣議決定 (観光庁2017.3.10)
かねてから、廃止の方向が出されていた通訳案内士法が閣議決定されました。
通訳案内士法とは、外国語を用いて、ガイドをするには、通訳案内士の国家試験を合格した者しかできないという法律です。罰金もあります。
今回、だれでも外国語を用いたガイドをできるようになりました。
ただし、通訳案内士と名乗れるのは国家資格を取得しているものだけです。
これで、外国人観光客をだれでもガイドできるようになったので、規制緩和になります。
そもそもこの資格は必要かといわれていました。なぜなら、ガイドをするには資格はいりません。通訳をするにも資格はいりません。ガイドと通訳を一人でやるときのみ、資格が必要であるという法律だからです。
発表資料にあるように、これで誰でも観光ガイドができるので、新規参入が増えてくると思われます。