民泊ニュース

airbnbと銀行の提携が意味するもの

airbnbとみずほ銀行が提携(NHK20170717)

このニュースによれば、airbnbとみずほ銀行が提携するそうです。
コンプライアンスにうるさい銀行がairbnbと提携することは、airbnbはまっとうな会社で、グレーでもなんでもないと銀行が認めたこと言うことですね。
住宅宿泊事業法が成立して、民泊が合法になったことが大きいと思います。

これにより、airbnbは個人から大口の企業へと大きく舵をきっていることがわかります。
企業の遊休資産を活用した民泊のほうが一部屋づつの個人より、効率が良いのはあきらかで、収益もよいと考えたのかもしれません。
さらに、民泊事業そのものに融資をしていくということですねで、不動産市場はさらに活性化してくるものと思われます。
まだ、不動産屋さんは様子見ムードのところが多いですが、あからさまに民泊は扱っていませんという不動産屋さんはなくなってきました。

さらに、決済手段の共同開発とあるので、いまのカード経由から、なんらかの銀行直接のデビッドカード的なものを考えているのかもしれません。wechatpay や alipayなどの中国系決済が外国人観光客から、日本へと浸透してきてますので、銀行が駆逐される可能性への対応かもしれません。多用な決済が提供されることは歓迎ですね。

このニュースは、単なる提携話というより、市場の潮目がかわりつつあるというニュースだと思います。